第40回 「血の涙」(10月9日放送)

■ あらすじ箇条書き
義経は、公文所の大江広元宛てに送った書状の返事を心待ちにしていた。
しかし鎌倉からは何の音沙汰もなく、弁慶ら郎党たちはいらだちを募らせる。
その頃、鎌倉では、件(くだん)の“書状”を巡って意見が交わされていた。
政子から、「書状を読み、義経に会うように」と勧められた頼朝は、毅然とした態度でそれを拒否する。
ひたすら返事を待ち続ける義経の姿を見るに見かねた郎党たちは、
自分たちのツテを辿って鎌倉の様子を探ろうとするが、それを知った義経は郎党たちの動きを抑える。
義経の胸中には、これからの自分の生き様について、新たな決意が芽生え始めていた。
「読まぬ」と宣言した頼朝だったが、やはり義経からの書状が気にかかっていた。
広元は、「自分一人で(胸の内に)抱えるには(内容が)いささか重過ぎる」と言って、
密かに頼朝に書状を手渡す。
受け取りはしたものの、今度は書状を読むべきか否かで苦悩したが、ついにその書状に手が伸びる。
それから数日経ったある日、腰越にいる義経たちのもとを訪れた北条時政から「支度が整い次第、平宗盛親子を再び都に送り返すように」との頼朝の命が伝えられる。
鎌倉に入ることも自分に会うこともまかりならぬ ― あまりに厳しい頼朝の“返事”に、義経は言葉を失う。
義経は、苦悩の末、立ち去ることを決意した。

■ 前枠
0分43秒〜3分30秒 テーマ曲

■ 本編
4分03秒 書状は「くもんじょ」の、、、
公文所:公文書を扱う役所。
4分12秒 では「せっそう」は、、、
拙僧:僧が自分をへりくだっていう語。
6分56秒 「くり」の方へ、、、
庫裏:寺院で食事を調える建物。
10分52秒 九郎殿に「しんぼう」を、、、
信望:信用と人望。
11分19秒 そして「ぐんしん」のごとき、、、
軍神:武運を守る神。
11分40秒 わが北条家のためにも、、、
それから数年後、北条政子の思惑通り、頼朝が築き上げた武家社会を北条家がごっそりいただく結果になります。
18分10秒 葷酒山門に入るを許さず、、、
清浄な寺門の中に修行を妨げ心を乱す不浄な葷酒(ネギ・ニラなど臭気のある野菜と酒)を持ち込んだり、それらを口にしたものが入ることは許されないという意味です。
32分08秒 読まねばよかった、、、
他の説を紹介しておきます。

【義経追討が遅くなった説】
この時、既に義経を討つつもりでいた頼朝だったが、腰越状に感動したため、すぐに義経を討つことを思いとどまり、しばらく様子を見ることにしたという説。

【そもそも読んでいない説】
腰越状を受け取った大江広元が、見るには見たものの、その場で握りつぶし、頼朝に見せなかったという説。
33分24秒 鎌倉へは入れぬ、、、
ドラマでは頼朝自ら会わないという結論を出していますが、
梶原の横やりが続いたため、積極的に会おうとしなかったという説もあります。
38分46秒 もはや、立ち去るのみ、、、
義経は腰越を去る際、「関東(頼朝)に恨みがある者は自分についてこい」
「この恨みは、昔の平氏への恨みより深い」などと言い放ち、
その噂を聞いた頼朝は激怒、義経の所領をすべて没収したという説もあります。

NHKの大河ドラマなので、こんなドロドロのシナリオになることはないのでしょうが、
昼ドラだったら間違いなくこちらのシナリオでしょう。

■ 後枠
義経紀行〜神奈川県 鎌倉市〜

朝夷余切通しへの行き方

鎌倉駅よりバスで
「十二所神社」下車 徒歩10分

ホーム