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むかーしむかし、鎌倉というところに、よりともというお兄さんがおりました。 |
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よりともは川へ戦闘にでかけました。 |
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すると、川のむこうから、ちいさな男の子がどんぶらこどんぶらことやってきました。 |
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よりともは、その男の子を呼び、名前を聞いてみると、なんと弟のよしつねでした。 |
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そして、ふたりはいっしょに暮らすことになりました。 |
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おおきくなったよしつねは、「お兄さん、ぼくは、わるい平氏鬼を退治しに京都にいくよ」といいでかけました。 |
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とちゅう、がんこオヤジが、おともをするから、きびだんごをちょうだいといってきました。 |
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でも、よしつねは、ぼくひとりでやっつけるから、よけいなくちだしはするなとことわりました。 |
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京都についたよしつねは、逃げる平氏鬼を壇ノ浦というところまで追っかけていきました。 |
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よしつねはとても強かったので、平氏鬼をどんどん退治していきました。 |
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平氏鬼は、もうゆるしてといいましたが、ようしゃなく退治しました。 |
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平氏鬼を退治したよしつねは、自分はすごいんだぞ思いはじめました。 |
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でも、よりとも兄さんは、自分のほうがすごいんだぞと思っていたので、おこりました。 |
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よしつねは、よりとも兄さんがなんでおこっているのかわかりませんでしたが、とりあえずあやまりました。 |
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でも、よりとも兄さんのいかりはおさまりませんでした。 |
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そして、自分以外にすごいのはいらないと思い、よしつねを殺してしまおうと思いました。 |
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それを知ったよしつねは、しかたなく、よりとも兄さんと戦うことにしました。 |
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でも、ひとりでは勝てないと思ったので、犬、サル、キジに手伝ってくれといいました。 |
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犬、サル、キジは、よしつねを手伝いました。 |
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それを知ったよりとも兄さんは、犬、サル、キジによしつねを手伝ったら殺すぞといいました。 |
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犬、サル、キジは、よりとも兄さんのほうがこわかったので、よしつねを裏切り、殺してしまいました。 |
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犬、サル、キジは、よしつねを殺したので、よりとも兄さんからきびだんごをもらえる思ってました。 |
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でも、よりとも兄さんはそんな犬、サル、キジを殺してしまいました。 |
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おしまい。 |
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